利用規約

1.クライミングについて

クライミングは危険を伴うスポーツです。一般的なスポーツと違いクライミングにはその特性上、重大な事故につながる危険が内在しています。クライマー(登る人)は事前にクライミングの持つ特性や特徴を理解しておく必要があります。
KO-WALLでは施設の安全性に十分配慮していますが、これはクライミングが本来持つ特性上の危険性を排除し、そういった部分の安全性を担保するものではありません。安全に楽しくクライミングをするにはクライミングの持つ特性や特徴の正しい理解と、それに元づく正しい技術の習得が必要です。また、初めてクライミングする方や初心者のみでのクライミングは大変危険ですので、正しい知識を持ち、経験を積んだ熟練クライマーやインストラクターのもとでクライミングすることを推奨します。また、クライミング中以外でも自身のとった行動が、他のクライマーに重大な危険を及ぼすことがありますのでクライマー本人の安全はもとより、周囲に対しての安全にも十分留意し行動することが求められます。

2.事故になる例

  • ① 墜落時のビレイ(確保)やフォールコントロール(墜落姿勢の制御)の失敗。
  • ② ロープの結束やビレイデバイス、ハーネスの装着ミス。
  • ③ 適切なサイズや使用用途に合ったギア(道具)を使用していなかった(ギアの破損や損傷)。
  • ④ ギアの使用方法の間違い(ギアの破損や損傷)。
  • ⑤ ルート上(壁の中)での他者との接触。
  • ⑥ ホールドの回転、破損。(※注1)
  • ⑦ クライミング中の身体の酷使による事故及び障害。

※注1) 回転破損については定期チェックで万全を期しておりますが、クライミング中の衝撃で回り止めの処理やホールドが破損する可能性があります。知識としてそれらの可能性を理解していただくことで、不意の時にも対応しやすくなります。

3.利用に際して

1) 安全技術確認について(利用の可否判断)

  • ① KO-WALLでは安全管理上の理由から利用を希望される方について施設利用説明に合わせて簡単な「安全技術確認」を実施しております。確認内容は「クライミング」と「ビレイ」です。「クライミング」では登るときのロープワークやクリップ、危険性の認識の確認などを行います。ビレイでは利用者の使用するビレイデバイスによるビレイ操作や危険性の認識などの確認を行います。
    また、クライミングされずにビレイだけされる方やビレイされずに登るだけの方、チームや部活などの指導者や引率者の方でクライミングされない方、お子様の保護者の方でクライミングされていない方についてはそれぞれ、ビレイ用、クライミング(登るのみ)用、指導者用、保護者用など、立場と役割に応じた安全確認を行います。
    利用の可否はスタッフが総合的に判断いたしますのでご了承ください。
  • ② 技術に問題がある場合はスタッフがその場で問題点をアドバイスして個人利用していただきながら「個人修正」していただく場合もあれば、技術レベルによっては、個人利用をお断りする場合もあります。その際は知識や技術習得のための「講習」や「スクール」を案内させていただくなどの対応をさせていただきます。

2) 利用可能年齢

  • ① 小学校1年生以上からのご利用となります。

3) 利用規定

  • ① 一般(大学生・専門学校生以上)の方の場合
    安全技術確認後、特に問題がないと判断されれば個人利用していただけます。
  • ② 高校生の場合
    安全技術確認後、特に問題がないと判断されれば保護者の同意の下、個人利用していただけます。(高校生同士の利用可能)。
  • ③ 中学生以下の場合
    安全技術確認後、特に問題がないと判断されれば保護者、若しくは指導者同伴の上、個人利用していただけます(中学生以下同士の利用不可)。

4) 中学生以下の方のビレイについて

  • ① 中学生の場合
    安全技術確認後、特に問題がないと判断されれば保護者、若しくは指導者の監督及び責任の下、ビレイしていただけます。
  • ② 小学生の場合
    原則禁止です。

5) KO-WALL主催の各種「体験会」「講習会」「スクール」に参加しての利用

  • ① 各種「体験会」「講習会」「スクール」などについてはそれぞれの参加規程に準じます。参加希望者の方は要綱などをご覧ください。

6) 特例の措置(中高生、および小学校高学年以上の児童含む)

*以下、いずれの場合も受け付け時に申し出てください!

  • ①クライミングが初めての⽅(安全技術確認が済んでいない⽅)を含む家族での利⽤や友⼈、知⼈同⼠での利⽤については、安全 技術確認が済んでいる⽅(20歳以上)を監督責任者として、原則3名まで(以内)を監督責任者の責任の下で利⽤して頂く事が出ます。 その際、ビレイは監督責任者のみが⾏い、事故が起きた際は監督責任者が責任を負う事に同意、承諾していただく必要がありますのでご了承ください。
    ただし、監督責任者の監督不足や指導内容に問題がある場合、また利用状況によって危険と判断された場合は利用をお断りする場合があります。
  • ②未経験者の⽅をクライマーではないがビレイは出来る⽅が登らせる場合は、ビレイできる方にトップロープのビレイのチェックと未経験者の⽅をトップロープで安全に登らせるためのトップロープの安全管理のチェックを受けて頂く必要があります。チェック後、問題ないと判断されれば、その⽅を監督責任者としてトップロープのみで原則3名まで(以内)を監督責任者の責任の下で利⽤して頂く事が出ます。その際、ビレイは監督責任者のみが⾏い、事故が起きた際は監督責任者が責任を負う事に同意、承諾していただく必要がありますのでご了承ください。
    ただし、監督責任者の監督不足や指導内容に問題がある場合、また利用状況によって危険と判断された場合は利用をお断りする場合があります。
    *クライマーではない保護者の⽅で未経験者のお⼦様を登らせたい⽅は「保護者向けビレイと安全管理講習」をお勧めいたします。また、リードクライミングを学びたいお⼦様については「KO-WALLジュニアリードクライミングスクール(K-JLCS)」を お勧めいたします。
  • ③⼭岳会やチームの練習、部活などにおいては、リーダー、引率者、指導者、監督、コーチなど(以下指導者)に指導者⽤若しくは通常の安全確認を受けて頂き(1グループに付き1⼈以上の指導者)、問題が無ければその指導者の責任の下で利⽤(ビレイ含む)していただく事ができます。その際、事故が起きた場合は監督責任者が責任を負う事に同意、承諾していただく必要がありますのでご了承ください。
    ただし、監督責任者の監督不足や指導内容に問題がある場合、また利用状況によって危険と判断された場合は利用をお断りする場合があります。
  • ④プロの⾏う有料講習会について(利用特典あり)
    ⽇本⼭岳ガイド協会公認の「フリークライミングインストラクター」「スポーツクライミングインストラクター」「インドアク ライミングインストラクター」「⼭岳ガイドステージⅡ」以上の⽅が⾏う講習会での利⽤については講師、講習⽣共に安全確認チェックは必要ありません。
    ただし、事故が起きた場合は監督責任者である講師が責任を負う事に同意、承諾していただく必要がありますのでご了承ください。
    *監督責任者である講師の監督不足及び指導内容に問題がある場合や利用状況によって危険と判断された場合は利用をお断りする場合があります。

4.施設利用上の注意

1) 概要

当施設はフリークライミングのリードクライミング専用施設です。これはクライミングの一分野で墜落に備え、ロープや墜落を止めるためのギアを使用しながら高さのある壁を登るクライミングです。ロープなどのギアはあくまで墜落を止めるためだけに使用するもので、自分の身体能力のみで登ることがこのクライミングの特徴です。ルートの途中で墜落したりロープに体重を預けたりホールド以外のギアをつかんで登ったりすると、そのトライは失敗となります。
当施設では高さ約12m、ルートスケール約12~20mのクライミングウォールとルートを設置しています。利用にあたってはフリークライミングに適応したギアを使用し使用方法やシステムを含め正しい技術の習得が必要です。
また、初めてクライミングする方や初心者のみでのクライミングは大変危険です。初めての方や初心者の方は、体験会や講習会を利用していただくか、インストラクター若しくは正しい知識を持ち、経験を積んだ熟練クライマーの指導のもとでクライミングすることを推奨します。その際は指導される方に責任を持っていただいての利用をお願いいたします。また、利用者同士が楽しく安全にクライミングできるよう常に周囲に気を配り利用者同士が譲り合って事故の無いように努めてください。

2) 身だしなみ

  • ① 服装はクライミングにふさわしい服装でお願いします。大きなフード付きの上着やスカート、裾が広がっているパンツ、ひも付きの服(ウエストベルトのひもは除く)などの着用は原則的に禁止します。 (小学生は着用禁止!)。
    致し方なく着用される場合は、十二分に注意し自己責任でお願いします。
  • ② 手足の爪は短く切ってください。付け爪は原則禁止です。
  • ③ 装飾品をすべて外し、長い髪は後ろでまとめてください。
  • ④ ポケットの中身はすべて出してください。

3) ギア(道具)

  • ① フリークライミングに対応したギアを使用し使用方法を順守してください。
  • ② ロープは原則30m以上を使用してください。
  • ③ 登る際は必ずクライミングシューズを着用してください。靴下、裸足でのクライミングは禁止です。

4) クライミング中

  • ① ルートにトライするときは自分がトライするルートだけでなく他のクライマーがどのルートにトライしているかをよく観察し、ルート中や墜落時の接触を事前に回避するように努めてください。
  • ② トップロープのセット状態やクイックドローの設置状況など不備が無いか確認してから登ってください。
  • ③ ロープの結束は原則フィギアエイトノットフォロースルー+ダブルオーバーハンドノットによるストッパーノットでお願いします。
  • ④ 登る前には必ずクロスチェックしてください。
  • ⑤ ビレイヤーはビレイ中、ヒールがロックできるシューズを履いてください。(スリッパ、素足、靴下厳禁)
    *クロックスの場合はヒールバンドをかければOKです。

5) 施設上の注意

  • ① クライミングエリア(クッションマットの白・緑・黄のエリア)は大変危険ですので利用者以外は立ち入らないようにお願いいたします。特に、小さなお子様連れの方は、お子様が立ち入らないようにご注意ください。
  • ② クライミングエリアでは大変危険ですので遊んだりしないでください。
  • ③ 着地やビレイゾーン付近には荷物を置いたり、むやみに侵入したりしないようにお願いします。
  • ④ クライミングエリアの中を移動する時は原則的に着地やビレイゾーンを移動しないようにお願いします。
  • ⑤ クライミング中の補給のための飲食以外は2F休憩スペースでお願いします。
  • ⑥ 2Fの休憩スペースでの小さなお子様の待機中は転落の可能性があり大変危険です。常に保護者同伴で待機してください。
  • ⑦ アルコール、危険薬物等を飲んでのご利用は固くお断りいたします。
  • ⑧ 携帯電話は緊急の連絡がない限りはマナーモードでお願いします。
  • ⑨ 写真撮影は他の利用者のご迷惑になりかねません。撮影される時はスタッフに声をかけてください。
  • KO-WALLではごみ箱を設置しておりません。各自責任を持ってお持ち帰りください。
  • ⑪ スタッフの警告・注意を無視した場合はご利用を中止していただく場合があります。

小学生以下のお子様については利用規約を保護者の方に熟読いただき、保護者の責任の元に必ず利用者ご本人へ内容を説明してください。